どうもこんにちは、管理人のけいすけです。
5chは広大な掲示板サイトなので、その中から自分の書き込みを探したいとなると骨が折れることは容易に想像できますよね。
しかし、5chを使い込んでいくほどに自分の書き込みを探したいという状況は出てくるのではないでしょうか。
今回は5chに投稿した自分の書き込みはどこにある?簡単に探す(見つける)方法を解説していきます。
しかし後者の探し方にも需要があるだろうから、併せて調べてみるのはどうじゃろう
今回は、
- 5chに投稿した自分の書き込み
- 他人が5chに投稿した自分に関する書き込み
のそれぞれの探し方について解説していきます。
自分の投稿した書き込みを探したい方、5chに自分のことが書かれてしまって探したい方、どちらにもおすすめです。ぜひお読みください。
5chに投稿した自分の書き込みを探す手がかり
5chに投稿した自分の書き込みはどこにある?となったときに、探し出す為の手がかりについて解説していきます。
コテハン
5chに投稿する際に名前欄に名前を入れている「コテハン(固定ハンドルネーム)」を使っているなら、そのコテハンで検索するのが手っ取り早いでしょう。
しかし、5chは長年の文化として名前欄を入力することを多くの住人がおこなっていません。
5chは「身分を明かさずにお互いの意見を自由に投稿する」という文化になっており、個々の投稿者は「名無しさん」として投稿するのが暗黙の了解になっているのです。
そんな5chの中にあって、あえてコテハンを名乗っている人物像は限られます。
- 5ch運営に属するスタッフ
- アプリ開発者など5ch内で活動している半公人
- 自己承認欲求の強い荒らし・ヤバい奴
また、名前欄にコテハンを入力するだけでは、他人が同じコテハンを名乗りだしたら本人確認が困難になります。
そのため、コテハンの多くは後述の「トリップ」も併用していることが多いです。
というわけで、多くの5ch住人はコテハンを利用していないと考えられます。
ヤフー知恵袋では、5chに投稿した自分の書き込みを探す手がかりとして「コテハンだったら探せるけどね」といった回答がベストアンサーを得ていることがあります。
しかし、とても現実的なアドバイスとは言い難く「どこがベストアンサーやねん」と文句のひとつもつけたくなります。
トリップ
トリップとは、5ch内で「名無しさん」を名乗りながらも決まった個人(ユニークユーザー)であることを証明できる仕組みです。
発案者は5ch(発足時は「2ちゃんねる」)の開設者であるひろゆきです。
ちなみに、「トリップ」は、いかにもIT用語のように感じられますが、ひろゆきによる造語です。
- 成りすまし防止
- 防止
- ぼうし
- 帽子
- キャップ
- 一人用キャップ
- ひとりようキャップ
- とりップ
- トリップ
という経緯で命名されています。
トリップを使用すると、名前欄が「コテハン◆pA8Bpf.Qvk」というような表示になります。
これを他人がコピーしてなりすましをしようとすると、投稿後に「コテハン◇pA8Bpf.Qvk」という表示に変化し、なりすましであることが一目瞭然になります。
トリップを利用する流れしては、他の住人にとって貴重・重要な情報を投稿した時に、より信憑性を高める・情報提供者が同一人物であることを可視化する目的で「トリップをつけてくれ」と頼まれる…というものが一般的です。
自己顕示のために自らコテハン・トリップを使って投稿すると「荒らし・ヤバい奴」としか見られません。
トリップもまた、多くの住人にとっては普段使いしていない機能であり、これを手掛かりに5chに投稿した自分の書き込みを探せる人は少ないでしょう。
ID
5chの全ての投稿には、IDが設定・表示されます。
ごく短時間の投稿の応酬では、このIDで投稿者の判別がおこなえますので、誰がどんな主張をしているかなどの会話の流れは、IDを見ることで把握できるようになっています。
IDはおおよそ1日~数日で切り替わり(主に日付変更のタイミング)そう長く残るものではありません。
仮にIDを記録していたとしても、IDを元に5chに投稿した自分の書き込みを探すのはあまり現実的ではないでしょう。
ただし、IDは同一時期・同一の板では共通のものが使用されます。
5chに投稿した自分の書き込みを1つでも見つけられれば、そのIDを元に日付の近い投稿を芋づる式に探し出すことは可能です。
専ブラを利用していれば探しやすい
専ブラには自分が5chに投稿した経緯を記録しておき、後から表示できるようにしているものがあります。
専ブラ大手の「Jane Style」はこの機能を提供しています。
- ツール
- 設定
- 機能
- スレッド
と辿っていくと設定項目があります。
- 自分の書き込みをチェックする
- 自分への返答をチェックする
「返答をチェック」については、5chに投稿した自分の書き込みに返信があると通知を出すといった設定も可能です。
また、パソコン版のJane Styleでは、5chに投稿した自分の書き込みがインストールフォルダの「kakikomi.txt」に記録されています。
「kakikomi.txt」を直接開くという荒業で5chに投稿した自分の書き込みを見ることもできます。
このように、専ブラを利用することで5chに投稿した自分の書き込みが探しやすくなります。
他の便利な機能を考えても、5chを多用するのであれば専ブラを導入しておいて損はありません。
コテハン・トリップ・IDがない、わからない場合は地道に検索
コテハン・トリップ・IDがない、わからないという場合には、後述の5chの投稿を検索できる専門サイトを駆使し、キーワードを色々と入力して地道に検索することになります。
そのような事態を避けるためにも、自分が投稿したログ(特にID)は記録しておく必要があります。
「いちいちそんなことやってられん」と思われるかもしれませんが、専ブラを使用していれば投稿履歴・閲覧履歴は自動で記録されます。
先ほど専ブラの使用を強くすすめたのは、そういった事情もあってのことです。
5chに投稿された自分に関する書き込みを探す手がかり
5chに投稿された自分に関する書き込みをされた、俗にいう「晒された」人が、5chの中から該当の書き込みを探す手がかりを解説していきます。
こちらの項目をご覧になっている方は5chに不慣れだろうと思いますので、基礎的な部分からご説明します。
Googleは5chの検索には不向き
インターネットの全てを網羅しているかのように見えるGoogleですが、こと5chの検索についてはあまり向いていません。
- 最新の投稿が検索にヒットするまでタイムラグがある
- 5chの一部のページが検索結果から省略されて、うまくヒットしないことがある
- 前後の投稿やリンクを辿れないレイアウトのページがヒットすることがある
Googleはインターネットを広く浅くさらったり、アクセス数が多い人気の情報を知るのには便利ですが、「どこかにあるはずの情報を決め打ちで調べる」という用途では、いまいちのツールと言わざるを得ません。
5ch専門の検索サービスを利用
Googleが使えないのであればどうすればいいのかというと、記事の後半で紹介している5ch専門の検索サービスを利用することをおすすめします。
本来は5chファンが見たい情報を検索するためのツールですが、5chに晒されて困っている人が自分の情報を調べる「エゴサーチ」にも活用できます。
5chにはいくつか分かりづらい用語(板・スレッド・レス)があり、慣れていない方は取っつきにくいかもしれません。
しかし、こういったサイトの検索結果を控えておくだけでも、弁護士等の専門家に相談する際の有益な資料になります。
自分に関する書き込みを探す目的は削除?5ch運営に連絡する
自分が晒されている書き込みを探した後「把握した」と納得してパソコンを閉じるような奇特な方は少ないと思います。
エゴサの目的は、晒し者にしている投稿の削除ではないでしょうか。
5chでは削除要請の専用コーナーを設けて、受付をおこなっています。
個人情報の晒しや名誉棄損などの重度のトラブルに関しては、メールによる個別相談も受け付けています。
5ch(発足時は「2ちゃんねる」)の開設者であるひろゆきが、削除要請を無視して裁判に出席せず賠償金も支払わないという逸話から、5ch=話を聞いてもらえないというイメージを持たれている方もいるかもしれません。
しかし、現在の5chは管理体制が確立しており、日本の法律や5chのガイドラインに沿った正当な主張があれば、削除要請が通る確率が高いです。
ひろゆきの件についても、インターネット犯罪の法整備や判例が確立していなかった2000年前後の出来事であること、告発側が「問題の投稿者」と「管理人ひろゆき」を混同した(現代から見ると)頓珍漢な訴えであったことなどの事情があります。
ひろゆきや5chが誹謗中傷をかばいたてる悪質なサイトだということはないので、その点は誤解なきようにお願いします。
それでも5chがなかなか削除申請に応じてくれないなど、納得いかない場合には弁護士などの専門家に相談することになります。
5chの内容を転載している「過去ログ」「まとめサイト」にも意識を
5chの投稿は5chから削除して終わりではなく、5chの投稿をコピーして保存している「過去ログ」や、5ch上の一定の会話の流れを転載して記事化する「まとめサイト」も存在しています。
特に「過去ログ」は内容を問わずあらゆる投稿を収集・公開しているので、問題投稿がインターネットに残留する恐れがあります。
ただ、まとめサイトについては人力で「面白い話」を集めて記事化する活動をしているサイトですので、芸能人はともかく個人に対する誹謗中傷が転載される確率は低いです。
(企業・団体に対しては「批判」がまとめられることがありますが、正当な批判と誹謗中傷の線引きは難しく、紛争に発展しやすいトラブルです)
いずれにしても、5chからの削除が落ち着いた後で、これら関連サイトが(少なくとも)Googleの検索に引っかからないかの追加チェックはおこなっておいた方が良いでしょう。
5chの投稿を検索できる専門サイト
5chに投稿した自分の書き込みはどこにあるのか探す際に、便利な専門サイトを紹介していきます。
「スレタイ検索」はタイトルしか検索できない点に注意
5chの検索サービスのなかで主流なのが「スレタイ検索」ですが、これの注意点は文字通り「スレタイ(スレッドタイトル)」しか検索対象にならない点です。
5chに投稿した自分の書き込み・エゴサしたい情報、共に都合よくスレタイに含まれている可能性は低いです。
5chを検索する際には「全文検索」が可能なサービスを選ぶ必要があります。
念のため、有名どころのスレタイ検索をリストアップしましょう。
- スレタイ検索(5ch公式):https://find.5ch.net/
- 5ちゃんねるスレタイ検索(JaneStyle):https://janestyle.net/search
- 5chスレタイ検索(ff5ch.syoboi.jp):https://ff5ch.syoboi.jp/
- 現行スレッドをまとめて検索(refind2ch.org):https://refind2ch.org/
これらのサイトは「スレタイ検索」ですので、使う際には通常の検索と間違えないよう気をつけてください。
5chを全文検索できるサービス
・5ちゃんねる全文検索
https://5ch.search2ch.info/
5ちゃんねるを全文検索できるサービスの中で有名なサイトがこちらになります。
URL:https://5ch.search2ch.info/
5ch過去ログ検索(現行スレもOK)
・かころぐβ
https://kakolog.jp/
かころぐβは5chを「現行スレ」「過去ログ」の2パターンから検索できるサービスです。
管理者は5ch関連や様々なインターネットサービスを開発してきた「矢野さとる」という5ch内でも有名な人物です。
かころぐβは2021年春ごろに消滅した「ログ速」という過去ログサイトの代替として公開されたサービスで、歴史は浅いですが機能のアップグレードが常に行われています。
かころぐβ自身は過去ログの収集・公開はおこなっておらず、あくまで5ch本体で公開されている現行スレと過去ログを検索できるだけのサービスです。
まとめ
5chに投稿した自分の書き込みはどこにあるかを探す方法を解説しました。
コテハン・トリップ・IDなどの手がかりがあれば一番ですが、それ以外はキーワードを駆使して検索するしかありません。
日ごろから専ブラを利用することで、専ブラ内の記録から自分の投稿をピックアップするという手段もあります。
エゴサをする場合には利用する検索サービスの機能にも気をつけましょう。
今回ご紹介したようにいくつか手段は用意されていますので、ぜひ試してみてください。