国内で最大規模のネット掲示板として有名な「5ch」は基本的に無料で利用できます。
しかし、そんな5chに有料の会員サービスがあることをご存知でしょうか?
この記事では、5chが提供する有料会員サービス「浪人」を使うメリットについて詳しくまとめました。
「5chは無料で利用できるんだよね?なんでお金を払って浪人を使うの?」と思う方は、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。
5chの浪人は様々なメリットがあるからのう
特に5chの利用頻度が高い人間は買っておいて損はないと言えるじゃろうな
ただし、よっぽど悪質な行為をしなければ規制緩和の状態で5chを利用できるから安心するがよい
5chの浪人アカウントを使うと色々な規制が緩和されるので、スムーズに書き込みやスレ立てが出来るようになります。
また、専ブラから5chを閲覧する際に表示される「広告」を削除できるところも浪人アカウントを使うメリットと言えるでしょう。
そんな「浪人のメリット」を分かりやすく解説しながら、利用上の注意点もご紹介していきますのでチェックしてみてください。
5chの「浪人」を使うメリットとは?
まず浪人に関する基本的な概要から説明していきます。
「浪人」とは5chが提供する有料会員サービスのことです。
浪人を購入すると登録したメールアドレスとパスワードを使って5chや専ブラにログインが出来るようになります。
このとき、利用者は登録されたメールアドレスとパスワードに基づき「浪人の特典」が受けられます。
これがいわゆる「浪人を使うメリット」となるわけですが、受けられる特典内容は以下の通りです。
- 広告が非表示化される
- 専ブラから過去ログが自由に見られるようになる
- 規制対象のプロバイダーからでも書き込めるようになる
- 海外ホストからの書き込みが可能となる
- スレッドを立てやすくなる
- 連続投稿をしたときの規制が緩和される
それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
浪人のメリット①専ブラの広告を非表示化
浪人アカウントで専ブラにログインすると、専ブラの画面上に表示される広告を「非表示化」できるようになります。
こちらはスマホ版JaneStyleのスレッド画面となりますが、画面上部に表示されているのが広告です。
こうした広告が煩わしいと感じる方は浪人アカウントを使ってみてください。
ちなみに「これくらいの広告があっても見づらくはならないかな」と思う方もいるかもしれませんが、広告の有無は視認性だけの問題ではありません。
広告が表示されているということは、それだけ「通信量が余分に掛かっている」ということになります。
仮に通信量に制限があるスマホから5chを見ていた場合、こうした広告がなくなった方が別のことに通信量を使えるわけです。
1日に数時間5chを見ているのであれば、広告を消した状態で閲覧を続けた方がお得だと思います。
また、広告が非表示化されると動作が軽くなるといったメリットもありますので、スマホやパソコンが重くて専ブラが使いにくいかもと感じている方は試してみる価値があるはずです。
浪人のメリット②専ブラでも過去ログの閲覧が可能
専ブラ利用時に過去ログが見放題になるというのも浪人を使う大きなメリットです。
5chではレス数が1000を超えたスレッドや一定期間放置されたスレッドが過去ログ倉庫と呼ばれるところに保管されます。
この過去ログ倉庫行きになったスレッドは通常のブラウザ(Google ChromeやFire Foxなど)からなら閲覧が可能です。
しかし、専ブラからだと過去ログの閲覧が出来ない仕組みになっています。
ご覧の通り専ブラで過去ログ倉庫行きになったスレッドを開くと、このような画面が表示されます。
専ブラによっては動画広告を見ることで過去ログがひとつ見られるといったサービスを提供しているところもありますが、毎回動画広告を見るのは非常に面倒です。
(また、前述の通り通信量もかさみます)
そうした場合に便利なのが浪人アカウントとなるわけです。
浪人アカウントを使えば過去ログ倉庫行きになったスレッドも専ブラから自由に見られます。
普段から専ブラを利用している場合だと過去ログのときだけ通常ブラウザに繋ぐのがとても不便なので、そうした不便さを解消するための料金として考えれば安い買い物と言えるでしょう。
ちなみに専ブラを使ったことがない人から「いやいや、過去ログ見たいなら通常ブラウザから見ればいいじゃん」といった意見が出てくることは理解できます。
ただ、一度専ブラの便利さに慣れてしまうと通常のブラウザに戻る気がなくなるというのも事実です。
専ブラをより快適に使うためのサービスが「浪人」と考えてもらえれば分かりやすいかと思いますので、参考にしてみてください。
浪人のメリット③規制対象プロバイダーからの書き込み
浪人アカウントで専ブラにログインすると規制対象となっているプロバイダーからでも書き込みが出来るようになります。
浪人ユーザーの多くはこの点を大きなメリットとして使っていると思いますが、大まかな流れを以下にまとめてみましたのでご覧ください。
- 5chに荒らしが湧くとプロバイダー単位で規制がおこなわれる
- 荒らしと同じプロバイダーを使っていると巻き添え規制をくらうことがある
- こうした場合でも浪人アカウントを使えば規制を回避して書き込みができる
5chでは半自動的なシステムで規制対象者を決めています。
このシステムだとピンポイントで対象者を絞り込むことが出来ないので、荒らしと似たようなIPアドレスを使っている人も巻き添えとなり規制される可能性が出てくるわけです。
そうした際に浪人アカウントを持っていると、規制されたプロバイダーからでも書き込みが出来るということです。
ちなみにプロバイダーとは「フレッツ光」「auひかり」などのことで、プロバイダーが同じだと発行されるIPアドレスが似てきます。
(DoCoMoやSoftbankといったキャリア通信でも同じ)
5chではたまに大規模なプロバイダー規制が発生することがあるのですが、こうしたときに浪人アカウントを使っている人は有利となるわけです。
URL:https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1631411047
ご覧のように規制を回避できる部分をメリットと感じているユーザーは少なくありません。
突然何かしらの規制に引っ掛かり、それが全然解除されないといったときには浪人アカウントを使ってみてください。
浪人のメリット④海外ホストからの投稿
5chは海外のホストから書き込みが出来ないようになっています。
しかし、浪人アカウントを使えば海外のホストからでもレスの投稿が可能です。
仮に5ch好きの方が仕事の都合などで海外に滞在することになった場合などは、こうした特典が大きなメリットになってくると思います。
浪人のメリット⑤スレ立て規制の緩和
5chではスレッドを立てるときのルールが存在し、連続してスレ立てをおこなうと規制対象になる恐れがあります。
これはスレッドが乱立されることで起こり得る
- 「サーバーに負担が掛かって落ちる」
- 「必要なスレッドがすぐに過去ログ倉庫行きになる」
などを防ぐために設けられています。
とは言え、たとえばパートスレがあるようなスレッドを見ていて次スレを作らなければいけなくなったとき、スレ立て規制によってスレッドが立てられないと非常に不便です。
5chでは「>>〇〇番号の人が次スレを立てろ」といったことがよくあります。
そのときに規制対象になっていると困るので浪人アカウントを使っているといった方も珍しくありません。
頻繁に5chを利用するようになるとスレ立てをする機会も増えてくると思いますので、そうしたときのために浪人の特典内容を覚えておいてください。
浪人のメリット⑥連続投稿規制の緩和
5chでは短時間に多くの投稿をおこなうと規制対象になることがあります。
たとえば実況系のスレッドを見ていると、ついつい投稿数が多くなってしまいますが、こうしたときの規制を緩和してくれるのが浪人を使うメリットです。
「今このタイミングで書き込みをしたいのに規制が掛かっている」といった場合に浪人のメリットを感じることが多いと思いますので、同様の経験をしたことがある人は浪人の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
5chの「浪人」にデメリットや注意点はある?
ここまで浪人を使うメリットについて解説してきましたが、ここからは浪人利用時のデメリットや注意点をご紹介していきます。
メリットとデメリットの両方を理解して、浪人を使うどうかを判断してみてください。
①浪人でも規制対象になることはある
浪人は有料サービスですが、お金を払っているからといってすべての行動がOKになるわけではありません。
当然、5chで禁止されている行為をおこなえば浪人アカウントでも規制対象になります。
特に浪人を悪用して荒らし行為をすればアカウントが使えなくなるので注意しましょう。
- あらゆる荒らし行為
- NGワードの連投
- 他人への誹謗中傷や煽り
- 人種的・宗教的差別発言
- 個人情報を含んだ書き込みや画像の投稿
荒らし行為としては、
- 「マルチポスト行為」
- 「埋め立て行為」
- 「スレッドの乱立」
などが挙げられます。
簡単に言えば、大量の投稿やスレ立てをおこない5chのサーバーに過度な負担を「わざと」掛ければ規制対象になるといった感じです。
その他、NGワードや誹謗中傷などを繰り返し投稿すれば規制されます。
ちなみに上記のような行動を取っていると周りのユーザーから報告され、運営側から直接「アカウント削除」といった重い罰則を受ける可能性が出てきますので気を付けてください。
②浪人アカウントが焼かれると残りの期間が使えなくなる
浪人を使っていても規制対象になると説明しましたが、浪人アカウントが「焼かれる」とどれだけ有効期間が残っていてもそのアカウントは利用できなくなります。
「焼かれる」というのは5ch独自の表現で、「BBQ規制」を受けた状態のことを指します。
(BBQ⇒焼かれるといった意味)
たとえば、1年分の浪人を購入したとしても1ヶ月のうちにNG行為をバンバンおこないアカウントが削除されれば11か月分がムダになるということです。
実際に浪人アカウントを焼かれた人はこれまでにたくさんいますので、浪人を悪用した行動は慎むようにしましょう。
③浪人アカウントでのワッチョイ隠しは注意が必要
浪人アカウントを利用すると「ワッチョイ」で表示されるコテハンを隠すことが出来ます。
URL:https://hitomi.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1486182109/
ワッチョイとはユーザー名(名無しなどが書かれている部分)の後ろに強制的なコテハンを表示させる機能のことです。
ワッチョイが導入されているスレッドではすべての方に強制コテハンが表示されるのですが、浪人アカウントを使っているとそれを非表示化できます。
ただし、ワッチョイありのスレッドで強制コテハンを非表示化している人は「何かしら怪しい」といった印象になり、周りから敬遠されるので注意が必要です。
また、そのスレッドでワッチョイ隠しをしている浪人ユーザーが自分ひとりの場合は結局特定されてしまうのであまり意味がないと思います。
以上のデメリットや注意点を踏まえた上で、浪人を利用するなら正当な特典を正当な形で使うようにしてみてください。
まとめ
5chの浪人を使うメリットや注意点などを詳しくご紹介してきました。
ご覧いただいたように浪人を使えば広告が消せたり、規制が回避できたりします。
1日のうちに数時間は5chを利用するという人なら浪人のメリットを感じやすいと思いますので、興味があれば一度使ってみてください。