どうもこんにちは、管理人のけいすけです。
5ちゃんねるのまとめサイトを見ていると、なんだかライブドアブログを利用しているところが多いと感じたことはありませんか?
ここではまとめサイトとライブドアの関係性と共に「ライブドアPBP」というシステムについてご紹介していきます。
ライブドアブログというのは、いち早い段階から(2ちゃんねる時代から)5ちゃんねるまとめサイトに注目をしていました。
また、有力なまとめサイトをライブドアブログへ勧誘する際には、ブロガー(まとめ管理人)にとって有利な条件を提示しているとも言われています。
今ではそのブロガーへのベネフィット(顧客側から見たメリット)を「ライブドアPBP」という分かりやすい形にして提供もしています。
この記事ではそんなライブドアPBPについて詳しく解説していますのでどうぞご覧ください。
ちなみにこちらを見れば、まとめサイトを運営する方にとって「ライブドアPBP」というのがどういった立ち位置のものなのか?ということも確認することができます。
ライブドアPBPって何?まとめサイトに必要なもの?
ライブドアPBPというのは
ライブドア プロフェッショナルブロガープラン
(P=プロフェッショナル B=ブロガー P=プラン)
の略称です。
一定の基準を満たしたブロガーが「ライブドアの公式ブロガー」として認定される仕組みのことで、5ちゃんねるの大手まとめサイトの中にもライブドアPBPに参加しているものが多くあります。
なお、ライブドアでは優秀なブログ記事を広告宣伝に取り入れるシステム「BR=ブロガーリレーション」を2009年からスタートさせていますが、このライブドアBRとライブドアPBPというのは同じような意味合いを持っています。
ブロガーリレーションというのは
企業が宣伝をしたい商品やサービスなどをブログニュースと連携させ表示することによって、高い収益性をもたらすもの
です。
そのため、優れたブロガーや集客力に長けたブロガーというのはライブドア側から非常に重宝されます。
この仕組みを利用して作られたのが現在のライブドアPBPということですね。
次に、さらに分かりやすいライブドアPBPの概要と特徴をご紹介していきたいと思います。
ライブドアPBPとは
ライブドアPBPというのは、簡単に言えば
「ライブドア公式のブログ管理人」になることでアクセス数がアップするサポートを受けられたり、それによる広告収入増加が見込めたりするサービス
です。
5ちゃんねるのまとめサイトをパソコンで見ていると、メイン記事の脇などに多くの広告が掲載されていますよね?
それらは主にクリック型の広告なのですが、ライブドアPBPに参加出来ると1クリックあたりの単価が高い広告などを載せることが可能となります。
そうなると、自身が運営するまとめサイトから得られる収益が飛躍的にアップするわけですが、もちろんマージンとしてその何パーセントかはライブドア側に収めるようにもなっています。
つまり「検索・アクセスがされやすいようライブドアが後押しする代わりに、広告収入の数割を収めてくださいね」というのがライブドアPBPの役割ということです。
ちなみに気になるのが、このライブドアPBPに参加しているまとめサイトにはどういったところがあるのか?という点ですが、その部分を次に見ていきたいと思います。
ライブドアPBPに参加している可能性が高いまとめサイトについて
ここではライブドアPBPに参加している可能性が高いまとめサイトというのをご紹介していきます。
まずはまとめサイトの中でも古くからアクセス数が多く、古参サイトとして知られまとめサイトの御三家とも呼ばれる、
- ハムスター速報
- 痛いニュース
- アルファルファモザイク
の3つについてです。この3つのサイトはライブドアPBPに参加している可能性が高いとされ、過去にはライブドア職員がオフ会に参加したときにその収益内訳を語ったことがあるということでも当時ネット上で話題となりました。
また、ライブドアPBPに参加すると検索上位に入りやすいという噂もありますので、そう考えると最近の総合ブログランキング上にいる、
- NEWSまとめもりー
- オレ的ゲーム速報@刃
などもライブドアPBPに参加している可能性が高いということになります。
そのため、逆説的にもライブドアブログの総合ランキングで上位にいるまとめサイトは「ライブドアPBP」に参加している可能性は高いと言えますね。
そして、こうした人気まとめサイトがいったいどれくらい稼いでいるのか?本当に収益がアップするのか?という疑問に対して、次に実例をご紹介していきましょう。
ライブドアPBPに参加することで収益はアップするのか
基本的にブログからの収入というのは
- グーグルアドセンスなどによるクリック型報酬
- amazonや楽天などの成果報酬型
これらによって賄われています。
しかし、5ちゃんねるのまとめサイトの場合は購買意欲を持って見ているわけではないので、広告収入の大半がクリック型と考えるのが普通です。
一例としてまとめサイト大手の「ハムスター速報」の収益がどれくらいあるのかを計算してみましょう。
まず、ハムスター速報の1日の平均PV数は300万PVと言われています。
そして、クリック型の報酬というのはだいたい0.1円前後とされていますので、ここから仮にライブドア側へ半分をマージンとして支払ったとします。
すると「1日300万PV×0.05円=15万円」がハムスター速報における1日の収益ということになるわけです。
月の収益に計算すれば450万円という金額になるわけですから、マージンを払ったとしてもまったく痛くない数字ですよね。
ちなみに、先ほども触れた「過去に起きたライブドア社員によるまとめサイトの収益バレ」についてですが、このとき語られたのはライブドアPBP参加サイトの月収です。
どのサイトかは特定出来ていませんが、ネット上では「痛いニュース」のことではないかと言われ、ライブドア社員が語ったその収益は月間で500万円とされています。
先ほどハムスター速報の収益概算と照らし合わせてみても、同じような金額ですので非常にリアルな数字と言えるでしょう。
つまり、ライブドア側から認められ「ライブドアPBP」に参加が出来ると、月収500万円前後の収益も夢ではないというわけです。
ここまでをご覧いただくと「ライブドアPBPすごい。自分も登録したい」と考える人も多くいると思いますが、次にその参加条件や登録方法を解説していきます。
ライブドアPBPへの参加条件と登録方法とは?
ここでは、ライブドアPBPへの参加条件や登録方法について分かりやすく説明していきます。
まずはライブドアPBPへの参加条件をご覧ください。
ライブドアPBPへの参加条件と登録方法とは?
ライブドアPBPへの参加条件というのは以下の2つだけです。
- 月間100万PV以上保有しているこ
- livedoor利用規約を遵守していること
この2つさえクリアできればライブドア側からのサポートが受けられるようになります。
とはいっても、月間PV数100万以上というのはかなりハードルが高いですよね。
1日に換算すると「33,000PV/日」以上があって、ようやく100万PVに届くといった形となります。
なお、こちらのライブドアPBPはライブドア以外のブログサービスを使っている人、ワードプレスでブログやサイトを作っている人でも登録をすることは可能です。
これはライブドアPBP登録ページのトップ画面にも記載されていますので、間違いはありません。
ライブドアPBPへの登録方法
次にライブドアPBPへの登録方法ですが、参加条件を満たしていればあとは下記の登録画面から必要情報を入力して送信するだけです。
https://blog.livedoor.com/lp/pbp
本当にPV数が基準以上あるのかなどを審査され、問題がないようであればライブドア公認のプロフェッショナルブロガーとして契約をすることになります。
ちなみにこの契約内容というのは公開されていません。
そのため、広告収入のうち何割がブロガー側に入り、マージンとしていくらライブドアに支払うかは分かっていないことになります。
ただ、おそらくではありますが、ライブドア側からしても欲しいと感じるブロガー(まとめサイト管理人)であればマージンのパーセンテージも下がるようにはなっているでしょう。
また、どんなマージンがあったとしてもやはり1クリックあたりの単価が高い広告も設定できるようになるサポートというのは魅力的な部分です。
仮に、
- 月間100万PV
- ワンクリック0.1円の広告収入を得ている
- 月間収益は10万円
上記のブログの場合を考えてみましょう。
これが月間150万PVにアップし、ワンクリック0.2円になったとしたら月の収益は30万円になります。
ここからマージンとして大幅に「半分」を差し引いたとしても月間収益15万円ですから、元々より多くの収入が得られるようになるわけです。
まとめサイト側からするライブドアPBPのメリットとは?
ここからは、まとめサイトがライブドアPBPに参加するメリットとデメリットについて解説していきます。
ライブドアPBPに認められると公認ブロガーとしてより多くの収益が上げられるようになりますが、それ以外にはどんなメリットがあるのか?またデメリットはないのか?という疑問にお答えしていきましょう。
ライブドアPBPのメリットについて
まずはライブドアPBPのメリットについてです。
- アクセス数の増加、それに伴う収益アップ
- ブログ運営のサポートが受けられ手間が省ける
- 別ブログサービスからの引っ越しも簡単
代表的なライブドアPBPのメリットは上記の通りです。
これまでアンテナサイトやツイッターなどを利用して稼いでいたアクセス数に対して、さらに多くのアクセス数が上乗せされることで収益も飛躍的にアップします。
特にライブドアブログランキングの上位に入れれば、その数字はより多くなりますので非常に期待が持てると言えますね。
また、自分でおこなってきたブログのデザインや広告の貼り方などに対して、専門的なサポートが受けられるというのも大きなメリットです。
読者が広告を踏みやすい配置やデザインをライブドア側の担当者が考えてくれるので、余計な作業やストレスがなくなります。
そして、別ブログサービスを利用していた方がライブドアに引っ越しをしたいというときにも担当者が代わりにおこなってくれるというのもメリットの一つです。
現在月間100万PV以上ありライブドアブログへの引っ越しを検討している方にとってはかなり便利なシステムと言えるでしょう。
ライブドアPBPのデメリットについて
次にライブドアPBPに関するデメリットについてご紹介します。
- マージンの割合が不透明
- 収益レポートが月に1回だけ
- ライブドアPBPから抜けるときの条件が不明
ライブドアPBPは高い収益性を実現してくれるシステムですが、マージンがいくらなのかが契約するまで分からないというデメリットがあります。
たとえば現在の広告収入がワンクリック0.2円だったとして、これが0.3円に上がったとしてもマージンを考えるとPV数が1.5倍以上にならないと収益アップには繋がりません。
・ライブドアPBPを利用していない状態
100万PV×0.2円=20万円
・ライブドアPBPを利用している状態(マージン5割と仮定)
150万PV×0.3円÷2=22.5万円 ⇒ 利用したことで収益アップ
120万PV×0.3円÷2=18万円 ⇒ 利用したことで収益ダウン
ご覧のようにワンクリックにおける報酬が上がったとしても、マージンの割合とアクセス数の伸び率によっては元の収入よりダウンすることも考えられます。
そのため、契約をする段階での条件決めというのが非常に大きなカギを握っていると言えそうです。
また、レポートも月に1回の為、月の途中経過がわからないのでチューニングのしようがないのが厄介です。こうした収益ダウンを理由に一度登録したライブドアPBPを辞める場合、どういった規定があるのかも不透明というのは、まとめサイト管理人として大きなデメリットとなります。
たとえば、ライブドアPBPを利用した場合、そのまとめサイトの権利がライブドアに移動するなどの条件が付いていたとしたら非常に面倒ですよね。
このあたりも最初に契約するときにしっかりと取り決めておくことが必要と言えます。
結論
まとめサイトを作っている人やこれから作ろうとしている人にとって、ライブドアPBPというのはひとつの大きな目標であり収益アップのための手段でもあります。
登録をするための条件としてはハードルが高いですが、まずはそこを目標にすると良いまとめサイトが出来上がるはずですのでぜひ目指してみましょう。
もちろん、登録をする際には契約に関する諸条件についてライブドアブログサービス側としっかり話し合う必要がありますので、そちらも覚えておいてください。