どうもこんにちは、管理人のけいすけです。
5chを使っていると「ERROR: もっと古いのにしましょう。」というエラーが出て何もできなくなってしまうことがあります。
特にパソコンを買ってきたままの状態で使っている人が遭遇しやすいトラブルのようです。
「ERROR: もっと古いのにしましょう。」は一見しても何のことか分かりづらいですが、他の難解なエラーと比べると原因がはっきりしていて回避もしやすいです。
「ERROR: もっと古いのにしましょう。」とは?なぜ表示されるのか?対処法はあるのか?などについてまとめました。ぜひお読みください。
ERROR: もっと古いのにしましょう。とは?
ERROR: もっと古いのにしましょう。が発生する原因を解説していきます。
URL:https://agree.5ch.net/test/read.cgi/operate/1614303866/l50
「もっと古いのにしましょう」は新し過ぎるOS・ブラウザで表示される
「もっと古いのにしましょう」は、バージョンが新し過ぎるOSやブラウザを使用していると表示されることがあります。
また、偽装でWindowsのバージョンをあり得ないほど高い数値に設定していたときに表示された、という報告もあります。
OSやブラウザを最新にすることで拒否られるサイトとしては、ネットバンキングなど銀行系のシステムがよく挙げられます。
銀行はお金を扱うサイトですので、そのシステムは他のインターネットサイトに比べて複雑で、おいそれとシステムの改修ができないという事情があります。
OSを販売するMicrosoftやAppleは、特に予告もなく大幅な仕様変更を施して世界中のユーザーを混乱に陥れることに定評があります。
そんなOSの仕様変更に対応してシステムを改修していく作業の大変さもある程度は理解できるでしょう。
しかし、銀行系は特に改修が遅い・なかなかやらないという傾向もあり「OS側がサポートを終了しているバージョンのIEで動かしてください」などという常軌を逸した案内を掲載することもあり、そこは世間一般と歩調を合わせてもらいたいところです。
5chは銀行に比べればごくシンプルな掲示板サイトではありますが、書き込み時にOSやブラウザのバージョンを監視し、想定外に高いバージョンである場合には「もっと古いのにしましょう」を表示してブロックするという処理が加わっていると考えられます。
URL:https://web.ib.mizuhobank.co.jp/servlet/LOGBNK0000000B.do
「もう新しいのにしましょう」という派生も存在
逆に「もう新しいのにしましょう」というメッセージが表示されることもあります。
こちらの表示については対応は簡単で、メッセージの指示通りに使用中のOSやブラウザを新しいバージョンにアップデートすれば良いだけです。
特に「5chの仕様変更」→「各々の改修作業」という時系列が生まれやすい専ブラ(5ch専用ブラウザ)で発生しやすいメッセージとなっています。
逆に、EdgeやChromeといった一般的なブラウザは、5chとは関係なく自身のスケジュールで最新版の販売・配布を始めてしまいますので、「ブラウザの仕様変更」→「5chの対応」という順序になりがちで、「もっと古いのにしましょう」が出やすくなっています。
URL:https://agree.5ch.net/test/read.cgi/operate/1619889880/
新し過ぎず古過ぎずのネット環境が必要
これらの事実を総合すると、5chを常に快適に使っていくには、新し過ぎず古過ぎずという絶妙な環境を用意する必要があります。
そんなのできるものなの?と思われるかもしれませんが、OSのアップグレードのメッセージが出たときにすぐにOKをせず、しばらく放置して様子を見るというテクニックが存在します。
OSのアップグレードなんて新しいほどええのとちゃいまんの?と思われるかもしれませんが、OS側にミスがあってスマホやパソコンが動かなくなる・誤動作が起きるといったトラブルが過去に多々発生しています。
アップグレードの案内が来てもすぐにはOKせず、
- OKしてしまった「人柱」にトラブルが起こらないか
- OS側が十分な検証をしてミスがないことの確証が取れたか
といった状況を見てからアップグレードに臨むというのがワンランク上のネットユーザーなのです。
もちろんあまりにもアップグレードを放置していると、ハッカーにセキュリティの穴を突かれたり、5chで「もう新しいのにしましょう」が表示されてしまうなどの別のトラブルも発生します。
「様子見」は概ね数日程度で見切りをつけるというのが一般的です。
URL:https://tenshoku.mynavi.jp/engineer/z/dictionary/15/
わかりづらいエラーメッセージへの苦言も
しかし、あまりにも漠然としたメッセージである「もっと古いのにしましょう」「もう新しいのにしましょう」という表現について、5ch内からも苦言が呈されています。
- 何を新しくしたらいいのか分からない
- こういうふざけたメッセージの出し方どうにかならないのか?
- そもそもひろゆき管理時代のノリで嫌い
といった意見が書き込まれています。
エラーメッセージとは本来は番号と英語で表示される無味乾燥な簡潔なもので、たまたま5chが日本語・5chノリの文章を表示しているだけです。
つまり、表示される英語の一行メッセージを元に、ググって調べるというのが本来なんですね。
日本語メッセージを表示する余裕があるならユーザーへの具体的な案内を書き加えた方がいい、というのもごもっともな意見です。
URL:https://agree.5ch.net/test/read.cgi/operate/1614303866/
ERROR: もっと古いのにしましょう。の対処法
ERROR: もっと古いのにしましょう。が出てしまった時の対処法をいくつかご紹介してきます。
Microsoft Edgeの更新で出やすい
ERROR: もっと古いのにしましょう。の報告が最も多いブラウザがMicrosoft Edgeです。
Microsoft Edgeはその名の通り、Windowsの販売元であるMicrosoftが自ら制作・配布しているブラウザで、最初からWindowsに入っていることから利用者も多いです。
しかし、EdgeはMicrosoftがかなりマイペースでアップグレードし、急に余計な仕様変更を加えてくる、しかもそのアップグレードを自動でやってしまうことから「もっと古いのにしましょう」とは相性最悪なのです。
5chを快適に使いたいならEdgeは最も避けるべきブラウザで、別のブラウザや専ブラに移行した方が良いでしょう。
URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/edge
専ブラの場合は製作者の対応を待つ
専ブラで「もっと古いのにしましょう」が表示されたときには専ブラ製作者の対応を待つしかありませんが、むしろ専ブラは「もう新しいのにしましょう」のリスクの方が高いです。
専ブラの製作者は基本的に5chの仕様変更に合わせて自作アプリの改修を行いますので、「もっと古いのにしましょう」が表示されるのはまれなケースです。
しかし、アプリ側のバージョン情報に誤植があるなどで「もっと古いのにしましょう」が出る可能性もゼロではありません。
いずれにせよ専ブラに限っては、常に最新版にアップデートしていく方がおすすめです。
仮に「もっと古いのにしましょう」が表示されてしまった場合は、「もっと古いのにしましょうを表示させないようにするアップデート」が追って公開される可能性が高いのです。
URL:https://5ch.net/browsers.html
いくつかブラウザ・専ブラを用意するのも手
ERROR: もっと古いのにしましょう。の対応策として、エラーが出てしまった場合の予備のブラウザや専ブラを、複数用意しておくというというのが最も良い方法でしょう。
ヘビーな5ch民の中には、ブラウザや専ブラはもとより、アップグレードを拒否し続け数年前のOSの状態を維持した「検証用端末」を丸ごと1台用意しているという強者もいます。
5chのエラーが出たときには、同じブラウザでアタックし続けるよりも、別の手段を試してみるとあっさり解決してしまうことが多いのです。
まとめ
「ERROR: もっと古いのにしましょう。」の原因と対処法についてまとめました。
5chの使用環境は古過ぎても新し過ぎても良くないという難しさがあります。
あまりにもOSやブラウザのアップグレードをしないのは考え物ですが、最新のものにすぐ飛びつく行為もまた「人柱」と言われる無謀な行為です。
とはいえアップグレードは「うっかり」実行してしまうことがままあります。一時的なエラーは予備のブラウザ・専ブラを用意するなどして乗り切ると良いでしょう。