こんにちは、管理人のけいすけです。
ゲームエイト(Game8)は様々なゲームの攻略記事を配信している情報サイトです。
サイトは企業が運営しており、人気ゲームの速報性が高い情報も随時更新されます。
また、サブコンテンツとしてゲーム別の掲示板を多数設置しています。
今回はゲームエイト掲示板の使い方や、その運営者について調べてみました。
ゲームエイト掲示板は、かなりの規模を誇る巨大掲示板であることに気付きました。
掲示板の使い方や運営者について調査を進め、ゲームエイトの全容を明らかにしていきたいと思います。
人気があるゲームを多数扱っていることから勢いもあり、5ちゃんもうかうかしていられないレベルです。ぜひチェックしてみてください。
ゲームエイトってどんなサイト?
ゲームエイトは2014年に開設されたゲームユーザー向けの攻略情報サイトです。
ゲームエイトは人気ゲームの攻略サイト群
ゲームエイトは人気ゲームの攻略記事をリアルタイムで発信している情報サイトです。
従来のネットのゲーム攻略情報は、
- 雑誌媒体(とそのWeb版)によるプロフェッショナル
- 有志のネット媒体(主にWikiを利用したファンによる投稿)によるアマチュア
の2者による情報発信が主でした。
雑誌媒体はメーカーからの情報提供が得られることからデータに一定の信頼性がある反面、そのメーカー情報の丸写しが多いことから仕様変更への対応が疎かで、実際のゲームの挙動と異なる情報が掲載されるといった問題点が以前から指摘されていました。
大丈夫!ファミ通の攻略本だよ!
というキャッチフレーズをもじり、
大丈夫?ファミ通の攻略本だよ?
などと情報の信ぴょう性を疑う揶揄も存在します。
また、Web版の更新頻度も雑誌媒体に合わせる為、速報性が低いというオールドメディアの弱点も存在します。
ファンによる攻略Wikiは、
- 熱心な投稿者による数千・数万回の試行による確率データの提供
- ネットならではの更新頻度の高さ
が雑誌媒体に勝ります。
一方で、情報提供がファンの熱意に委ねられていることから、投稿者の飽きによって更新が滞ります。
ゲーム序盤のみの中途半端な攻略情報しか得られない、使えない廃墟のようなWikiも多数存在します。
企業が運営し、複数のライター陣が執筆
ゲームエイトは企業が運営し、更新はゲームエイトが正式に雇用しているライター陣が行っています。
- プロが更新する雑誌媒体の信頼性
- Webメディアの速報性
この両者を担保している、インターネット時代のゲーム情報媒体となっています。
意外にも、似たような業態を取るサイトは少ないです。
取り扱いゲーム
ゲームエイトで攻略情報を取り扱っているゲームは、ゲームエイトが発足した2014年以降に発売・発表された人気ゲームの新作・リメイク・リマスターが中心です。
特にドラゴンクエストシリーズは、スマホや最新のゲーム機ごとに古い作品のリメイクやリマスターを発売している為、ほぼ全てのナンバリングタイトルの攻略記事があり、派生するソシャゲの取り扱いもあります。
ドラクエと双璧を成すファイナルファンタジーシリーズについては、近年に新発売された13・15の他は、リマスターが発売されているにも関わらず、記事化されていないタイトルが存在します。
ドラクエ・FFともに、オンラインゲームであるドラクエ10、FF11・14の取り扱いはありません。
オンラインゲームは情報が膨大である上にサービス期間が長い為、他の専門サイトに任せた方が良いという判断があるのでしょう。
その他のゲームについては、コンシューマーゲーム・ソーシャルゲームを問わず、勢いのある人気ゲームであれば取り上げられています。
- 桃太郎電鉄スイッチ
- ポケモン剣盾
- あつまれどうぶつの森
- マインクラフト
- モンスターハンターライズ
などのコンシューマーゲーム(ゲーム専用機のゲームソフト)や、
- 原神
- 荒野行動
- モンスターストライク
- パズル&ドラゴンズ
- ディズニーツムツム
などの主要なソシャゲを抑えています。
ゲームエイト掲示板の使い方は?
ゲームエイトは各ゲームタイトルごとにユーザー同士が交流を行える掲示板を設置しています。
「桃鉄スイッチ」のように一部のゲーム記事には掲示板が存在しないものもあります。
一方でソシャゲの記事にはテーマ別の掲示板が複数設置されているタイトルもあり、ゲームエイト経営陣やライター陣の判断で掲示板の有無が決定されているようです。
この掲示板では、ゲームエイトへの会員登録・ログインを行わなくても投稿が可能です。
各ゲーム記事のトップページからリンク
ゲームエイト掲示板は、あくまで各ゲームの攻略記事のサブコンテンツという扱いである為、リンクは各ゲーム攻略記事のメニューに設置されています。
掲示板全体の総合トップというものは存在しません。
- 雑談掲示板
- 質問掲示板
- コテハン(固定ハンドルネーム)専用雑談掲示板
など、中には5ちゃんを想起させる板が用意されていることもありますが、多くが雑談掲示板に食われていて過疎っています。
また、ソシャゲならではの対人要素・収集要素に対応している専用板も用意されます。
- フレンド募集掲示板
- ガチャ結果掲示板
- 〇〇交換(募集)掲示板
アイテムやキャラクターのトレード(交換)についてはソシャゲの中でも熱い要素でありますので、一定の盛り上がりを見せています。
レイアウトは最新順のベタ表示
ゲームエイト掲示板は5ちゃんとも共通したレイアウトを採用していますが、投稿の並び順が最新からの降順(最新の投稿ほど上部に表示される)という点が5ちゃんと異なります。
全ての投稿はタイトル・本文が省略されずに表示され、一定の表示数をもって別ページに切り替わるという、5ちゃん以外で採用されている一般的な掲示板のレイアウトです。
新規投稿のほか、既にある投稿の「返信」ボタンをクリックするとアンカー付きの返信投稿が行え、レスの経緯を追えるようになっています。
一部の板では投稿数が万単位にのぼるものがあり、全ての投稿をクリックで追うのは実質的に不可能になっています。
投稿者の利用方法としても、ここ数日の投稿に対するレスの応酬に収まっています。
Twitterにおいては過去の投稿を振り返えられることが少なく、最新投稿の応酬で成り立つ文化を形成していきましたが、近年に新設された掲示板ユーザーはそのようなTwitterライクな使い方を主流にしているようです。
ゆえに過去の投稿は無視されることが多く、「既出」の再質問を咎められることはないようです。
膨大な投稿数を誇る板も存在
ゲームエイトの掲示板では、一部に万単位の投稿数を持つ板が存在しますが、過去の投稿は現在の板の「〇ページ目」に収められたまま、過去ログ化などもされないまま存在し続けています。
5ちゃんほどの規模ではない事と、サーバのスペックに余裕があっての放置であろうと考えられます。
しかし、過去の投稿がサーバを圧迫するようになった場合、無慈悲に削除される恐れがある為、重要な投稿は個人でバックアップを取っておいた方が良いでしょう。
ゲームエイトの運営者はだれ?
ゲームエイトの運営は企業が行っています。
ゲームエイトの運営会社・創業者・株主などについて見てゆき、ゲームエイトの全容を明らかにしてゆきます。
ゲームエイトの運営会社
ゲームエイトの運営会社は、そのものズバリ「株式会社ゲームエイト」です。
本社所在地は東京都渋谷区で、主要な業務として以下の3つを挙げています。
- ゲームエイト
- CLABEL
- Honey Studio
「CLABEL(クラベル)」は「人生の攻略サイト」を標榜しているサービスで、進学や就職などの人生選択の情報を提供するとしています。
CLABELには企業の年収ランキング・高校大学の偏差値ランキングなどが目立つ位置に表示されている他、人生選択に関わるコラムなどが掲載されています。
現状ではゲームエイト社内の実験的な企画であるようで、実際にCLABELを訪れても「何に役立つサイトなのか」が分かりづらく、今後の発展に期待といったところです。
「Honey Studio」はゲーム動画配信者やコスプレイヤーを中心とするインフルエンサーの代理店業務を行う芸能プロダクションです。
ゲーム業界全体の発展を考えると、こういったゲーム動画配信者のバックアップというものは今後より需要が増すジャンルと考えられ、ゲームエイトの本業とも親和性が高い事業です。
ゲームエイトの創業者
ゲームエイトの創業者は西尾健太郎氏・鶴田浩之氏です。西尾氏はゲームエイトの代表取締役も務めています。
この両氏については、それぞれがプロフィールでゲームエイトの創業者であると語っており、詳細は不明ですが数名のグループによる共同の創業であったようです。
西尾氏・鶴田氏ともどもゲームエイトを起点とした関連会社の役員を兼任しています。
両氏とも実業家である他に「エンジェル投資家」という肩書を名乗っています。
エンジェル投資家とは、創業間もない企業に対し資金を供給する富裕な個人投資家を指します。
両氏とも若くして様々な事業を起業し、軌道に乗ってきたところで売却して資金を得るという繰り返しにより自己資金を蓄えました。
また、その実績により企業から役員のオファーを受けるなどしている富裕層です。
ゲームエイトもそういった活動の中から生み出されたWebサイトであり、株式会社ゲームエイトも規模が拡大、雇用を生み出していることから、経済界からも注目されている起業家たちです。
また、西尾健太郎氏については同姓同名の映像クリエイターがおり、Wikipediaではそちらの人物の記事がヒットしてしまいますが、年齢も経歴も全く別の人物です。
Wikipwdiaではゲームエイトの主な創業者は鶴田氏であるように記載されていますが、実際のサイト構築・運営や、その後の会社売却に関わる判断など、実務面の比率は西尾氏の方が高いようです。
ゲームエイトの株主
ゲームエイトの株主は株式会社Gunosy(グノシー)で、ゲームエイトは株式保有率100%の完全子会社という位置付けになっています。
ゲームエイトは2015年に3億円でグノシーに買収されています。いわゆるM&A(Mergers(合併)and Acquisitions(買収))です。
グノシーはネット上の情報を自動的にまとめて再配信するキュレーションサイト大手として有名な企業で、子会社に類似したネットメディア関連企業を持ちます。
- 株式会社ゲームエイト
- 株式会社digwell
- 株式会社VIDPOOL
- 株式会社Grill
- 株式会社Smarprise
中でも株式会社Smarpriseは株式会社ゲームエイトが100%株主の(グノシーにとっての)孫会社で、ゲーム課金にポイントを付与する事業などを行っています。
グノシーの役員にはゲームエイト創業者の西尾氏も名を連ねています。
M&A前のゲームエイトは、PV数の爆発的な伸びを得て成功していた一方で、開発がほぼ西尾氏のワンマン状態になっていたなど人的リソースの限界に達していました。
M&Aによってグノシーからゲームエイトに人的資源が投入され、一方でグノシー本体は有能な人材である西尾氏を獲得するという形でM&Aが成立しました。
まとめ
ゲームエイト掲示板の使い方や、その運営者についてまとめました。
実際のところゲームエイト掲示板は、アクセスまでのひと手間を除けば使い方に難しい部分はなく、注意点を強いて挙げるならば関連するゲームの話題に付いて行けなければ使えないという事くらいです。
ゲームエイトの運営企業とその創業者を辿ってゆくと、今なお巨大化しつつあるネットメディアの一大グループに所属していることが分かりました。
そのおかげもあってなのか、ゲームエイトはゲーム攻略サイトとしてかなり使いやすいものになっています。
ゲームを遊ぶ際に度々お世話になるサイトになるでしょう。