この記事では5ch専用ブラウザ「JaneStyle(ジェーンスタイル)」で過去ログを取得する方法についてご紹介していきます。
5chの専ブラの中でも昔から存在し、なおかつ知名度が高いものがJaneStyleです。
JaneStyleは5chとの互換性が高く、過去ログの閲覧などが出来ます。
ただし、過去ログを閲覧するにはいくつかの方法があり、ちょっとした追加作業をおこなわなければいけません。
そこで、ここではJaneStyleでの過去ログ取得方法を分かりやすく画像付きで解説していきますので、どうぞ参考にしていってください。
5chをよく利用している方の中には「前に閲覧していた過去のスレッドをもう一度見たい」と思う人もいます。
また、途中まで閲覧していたスレッドがどこかに行ってしまって困ったという経験がある人もいるでしょう。
ここではそういった方のために過去ログの取得方法をご紹介していきます。
JaneStyleを利用している方であれば使える方法なので、ぜひ参考にしていってください。
JaneStyle(ジェーンスタイル)で過去ログを取得する方法
JaneStyleは5chの専用ブラウザとして非常に有名です。
そんなJaneStyleを使っている方の中には過去ログが取得できなくて困っているという方もいるかもしれません。
また、これからJaneStyleを使おうとしている方もいると思いますが、そういった方にとっても過去ログの取得方法は知っておいて損のない情報と言えます。
ということで、まずはJaneStyleと過去ログに関する基本的な知識から解説していきましょう。
JaneStyle(ジェーンスタイル)は5ch専用ブラウザのひとつ
JaneStyleというのは数ある5ch専用ブラウザのひとつで、Windows環境で利用できます。
また、iOS・Androidの両方に対応したアプリをリリースしているところも特徴的な部分です。
昔から5chを利用している方の中にはこのJaneStyleを使っている人が多く、色々とカスタムする方法などがネット上に掲載されています。
今回ご紹介する過去ログの取得方法もそういったカスタムのひとつです。
もちろんカスタムと言っても簡単に出来るものなので安心してください。
これから新しくJaneStyleをインストールする方であれば、最初に「過去ログが取得できる設定」を加えておくことで後が楽になります。
過去ログとは?
レス数が1000を超えたものや一定の期間放置されていたスレッドというのは過去ログ倉庫と呼ばれるアーカイブに移動させられます。
旧2ちゃんねる時代はこの過去ログを閲覧するのが有料だったりしたのですが、今の5chに変わってからは比較的自由に閲覧が出来るようになっています。
とは言え、過去ログ倉庫から目当てのスレッドを見つけるのは少々面倒です。
また、デフォルト状態のJaneStyleからだと過去ログの検索が上手くいかなかったりします。
そこでご紹介していくのがJaneStyleで簡単に過去ログを閲覧する方法、過去ログの情報を取得する方法です。
ということで、次に誰でも簡単に出来るJaneStyleでの過去ログ取得方法を見ていきましょう。
JaneStyle(ジェーンスタイル)で過去ログを取得する方法
JaneStyleで過去ログを取得する方法は大きく分けて2つあります。
- 外部のスクリプトを追加して過去ログ情報を取得する方法
- 浪人アカウントを利用して過去ログ情報を取得する方法
前者は無料で後者は有料です。
浪人アカウントを使うとJaneStyleで表示される広告が消えるので個人的にはおすすめの方法となっています。
ただ、「ひとまず無料の方法を試してみたい」という方は、外部スクリプトを追加する方法を選んでみてください。
①JaneStyleをインストールする
http://janesoft.net/janestyle/
まずはJaneStyleをインストールしましょう。
リンク先のページを下へスクロールし、画像の赤い矢印が指している「Jane Style Version 4.10 ZIP版」をクリックするとパソコンの中にZIPファイルがダウンロードされます。
そうしたらダウンロードしたZIPファイルを解凍してください。
ファイルを解凍するとこのようなデータが表示されます。
ここでは「Jane2ch.exe」と書かれたデータが入っているページを開いた状態で次の作業に移っていきます。
②インストールしたJaneStyleに新しいコマンドを入力する
次はデフォルト状態のJaneStyleに過去ログ情報を取得するための外部スクリプトを追加していきます。
なお、大まかな手順は以下の通りです。
画像と共に解説していきますが、こちらの手順通りに作業を進めてください。
- スクリプトデータをテキストファイルに貼り付け
- 名前を付けて保存(このとき文字コードをANSIに変更)
- テキストファイルを「Jane2ch.exe」があるところに貼り付け
- JaneStyleを起動
- 「ツール」⇒「設定」⇒「コマンド」を選択して、新しいコマンドを入力
- スレッド画面で右クリックをして新しいコマンドが表示されたら完了(過去ログ取得など)
http://minus.ldblog.jp/gethtmldat.js
こちらはJaneStyleで使えるコマンドを増やすための外部スクリプトです。
上記リンクに掲載されている情報を丸ごとコピーして、新しいテキストファイルに貼り付けてください。
テキストファイルに内容をペーストしたら、名前を付けて保存をします。
このとき名前は「gethtmldat.js」にして、文字コードは「ANSI」に変更しましょう。
次にこのテキストファイルを「Jane2ch.exe」が表示されていた場所にペーストします。
このようにテキストファイルを貼り付けたら、一度画面を閉じて再度JaneStyleを起動させていきます。
そしてJaneStyleを立ち上げたら、次は「ツール」⇒「設定」⇒「コマンド」といった順番で選択をしていってください。
そうするとこのような画面が出てきます。
この画面上でコマンドの追加設定をおこなっていくわけですが、赤枠部分の上側は自由に言葉を決めてもらって大丈夫です。
ただし、下側の部分にはそれぞれ以下の通りの文字列を入力してください。
【名前例:過去ログ取得】
wscript “$BASEPATHgethtmldat.js” “$LINK$URL”
【名前例:過去ログ入力】
wscript “$BASEPATHgethtmldat.js” “$INPUT$URL”
このように入力をしたら追加ボタンを押すことで新しいコマンドが使えるようなります。
ということで、実際にJaneStyleのスレッド画面で右クリックを押してみましょう。
無事にコマンドが追加されていればこういった画面が表示されます。
これで作業は完了です。
次に、このコマンドを使って過去ログの情報を取得していこうと思います。
③追加したコマンドを使ってJaneStyleで過去ログを取得してみる
開いているスレッドがすでに過去ログ行きになってしまっているときは、「過去ログ取得」というボタンを押すことでスレッド内容が更新されます。
後で見ようと思っていたスレッドが過去ログ行きになってしまって更新がされていないというときには、こちらのボタンを使ってみてください。
しかし、中にはかなり昔の過去ログからスレッドを探したいという方もいるはずです。
そうしたときには「過去ログ入力」という方のボタンを押してみましょう。
過去ログ入力ボタンを押すとこういった画面が表示されます。
こちらに表示させたいスレッドのURLなどを入力してみてください。
そうするとこのように過去のスレッドの内容が閲覧できるようになります。
ちなみにこちらのスレッドの元画面は以下の通りです。
ご覧のように2020年に過去ログ倉庫行きになっているスレッドであることが分かります。
こうしたスレッドもJaneStyle内で表示・検索することが出来るというわけです。
ここまでが外部スクリプトを追加して、過去ログ情報を取得する方法と手順になります。
難しい印象があるかもしれませんが、実際にやってみると簡単です。
過去ログ情報を取得できるコマンドを追加しておくと後が楽なので、ぜひ実践してみてください。
【補足】浪人アカウントを使えばJaneStyleでの過去ログ取得が簡単に
続いてはJaneStyleで浪人アカウントを使う方法について解説していきます。
浪人とは5ch側が提供する有料会員サービスのことです。
ご覧のように
浪人を使えば5chの過去ログが専ブラで見られる
と明記されていますので、より簡単な方法を試したい方はこちらを選んでみてください。
なお、JaneStyleで浪人アカウントを利用する手順は以下の通りです。
- JaneStyleを起動する
- 「ツール」⇒「設定」⇒「user」の順番に選択
- 浪人アカウント情報を入力する
浪人のホームページ上で浪人アカウントを購入するとログイン用のIDが付与されます。
このIDをJaneStyleの情報入力フォームに入力すれば、浪人アカウントとして専ブラが利用できるわけです。
JaneStyleを起動させたら先ほどコマンドを追加したときのように「ツール」⇒「設定」と選択し、今回は「user」という項目をクリックしてください。
そうすると上画像のような入力フォームが表示されます。
あとはIDとパスワードを入力してOKボタンを押すだけです。
浪人アカウントでログインをすると広告も非表示化されるので非常に便利です。
5chのヘビーユーザーであれば使って損はないサービスだと思いますので、ぜひこちらの利用も検討してみてください。
JaneStyle(ジェーンスタイル)で過去ログを取得するときの注意点
最後にJaneStyleで過去ログの情報を取得する際の注意点についてご紹介していきます。
- 外部スクリプトをコピペしたテキストファイルは所定の場所に貼り付けること
- dat落ちした過去ログを読み込むアプリなどを使うときは自己責任で
まず、外部スクリプトを使って過去ログ情報を取得する場合には、テキストファイルを貼り付ける位置に注意してください。
ダウンロードしたJaneStyleのファイル内にある「Jane2ch.exe」の並びにテキストファイルを入れないと上手く動作がおこなわれません。
そのため、ご覧いただいた画面を参考にしてテキストファイルの貼り付けをおこなうようにしましょう。
次に、ネット上では5chの過去ログ情報を取得するアプリをおすすめする意見もあるのですが、こうしたアプリは5chとの間にちゃんとした互換性があるかどうか分かりません。
利用してみた結果、アプリ版のJaneStyleが上手く動かなくなるケースも考えられます。
こうしたことを踏まえると素直に浪人アカウントを使った方が楽ですし、なにより確実です。
また、パソコン版のJaneStyleでどうしても過去ログ情報が取得できない場合は、一度再起動をしてみましょう。
意外と再起動をするだけで不具合が直ることも多いので、このあたりも参考にしてみてください。
総括
JaneStyleで過去ログを取得する方法についてご紹介してきました。
過去ログの情報を取得するには、
- 自分でコマンドを追加する方法
- 浪人アカウントを使う方法
の2パターンがあります。
自分で外部スクリプトを追加するのが面倒であれば浪人アカウントを使うのもおすすめなので、ぜひ試してみてください。
ちなみに浪人アカウントは1ヶ月単位での購入が可能です。
試しに使ってみて便利そうなら継続すれば良いだけなので気軽に利用してみましょう。