どうもこんにちは、けいすけです。
掲示板サイトTalkは徐々に盛り上がりを見せていますが、人が増えればトラブルも増えるのがインターネットの常です。
かつての5chがそうであったように、誹謗中傷や犯罪がらみの書き込みがTalkにも増えていくことが予想されます。
もしあなた自身がそういった悪意ある書き込みの被害を受けた場合、Talkに対してどのような対応を求めれば良いのでしょうか?
Talkは最新のサイトとしていくつかの対策をしておるぞ
Talkは後発の掲示板サイトですが、過去の掲示板サイトに噴出した問題点を踏まえ、同じ過ちを繰り返さないような対策が施されています。
まずはTalk書き込みを削除する削除依頼方法を解説し、それでも問題が解決しない場合の「最後の手段」弁護士への依頼方法も解説します。
Talkの書き込みでお困りの方はもちろん、Talkを使う人全員に関わる内容となっています。ぜひお読みください。
Talk書き込みを削除するには?削除依頼方法を解説!!
Talk書き込みを削除する手順は、公式の機能として提供されています。
削除依頼フォームを利用しよう
掲示板サイトは削除依頼がしづらいというイメージがありますが、Talkは他サイトのそういった失敗や悪いイメージを参考に新設されています。
各スレ・各返信の一つ一つに削除依頼フォームが設置されており、依頼者が問題の投稿についてURLを示したり説明を尽くしたりといった手間をかけることなく削除依頼が行えるようになっています。
削除依頼フォームの使い方は、この後で詳しく解説します。
通報と削除依頼の違い
Talkで削除依頼をしようとすると、「通報」と「削除依頼」の2つのメニューを目にします。
両者の意味合いの違いは不明瞭で、サイトやアプリによっては通報が削除依頼やブロックの役割を兼ねていることもありますね。
Talkにおいては、通報はただ運営に伝えるだけでその後の処遇は運営任せ、削除依頼は明確に削除して欲しい意思表示をしたい場合に用いる、という使い分けが適切と考えられます。
また、削除依頼は返答用にリアルの個人情報を入力する必要があるのに対し、通報は連絡先なしで報告ができるという気軽さがあります。
URL:https://talk.jp/boards/newsplus/1699231574
削除依頼フォームを利用する手順
削除依頼フォームを利用する手順をご案内します。
- 「…」「コメントの削除依頼」をタップ/クリック
- 「削除区分」を選ぶ
- 連絡先とコメントを入力して申し込む
まず、問題の投稿の右上にある「…」をタップ/クリックし、表示されるメニューから「コメントの削除依頼」をタップ/クリックします。
URL:https://talk.jp/boards/newsplus/1699231574
「削除区分」から理由を選びます。自分の個人情報が晒されている場合は「個人情報の掲載」、もしくは「誹謗中傷」「その他」から選びます。
URL:https://talk.jp/boards/newsplus/1699231574
実際のところ、ただの口喧嘩で削除依頼を通すのは難しいのですが、個人情報の晒しは客観的に見て明確にアウトなので速やかに対応してもらえるでしょう。
次に連絡先となる「依頼者名」「メールアドレス」「電話番号」を記入します。この内容はリアルで使っているガチの本名と連絡先になります。
個人情報を伝えたくない、そこまでしなくてもいいという場合「通報」でしたら個人情報を記入しなくても送れますので通報を使うという手もあります。
最後に「削除依頼内容」に運営に対しての主張を文章で記入して「削除依頼を申し込む」をタップ/クリックします。
URL:https://talk.jp/boards/newsplus/1699231574
削除依頼内容はしっかり書くことで運営からの印象が良くなり、味方になってもらえる確率が上がりますよ。
Talkの機能のみで削除されない場合は弁護士を通す
Talkの削除依頼フォームのみで削除され問題が解決されれば一番良いのですが、Talkにコンタクトを取ったのにも関わらず問題の投稿が削除されないトラブルも予想されます。
そういった場合には、弁護士を通してTalkを相手取った法律トラブルに持ち込むという手段があります。
弁護士に依頼し送信防止措置依頼書を送付する
現代においてネットトラブルは日常茶飯事のものとなっており、ネット関連の法整備が遅れていると言われる日本でもさすがに手続きの簡略化が進んでいます。
ネットトラブルの被害として特に深刻な名誉毀損・プライバシーについては、法務省が提供するフォーマットに則った「送信防止措置依頼書」という書式が存在します。
このフォーマットは個人がダウンロード・記入してTalkに送りつけても良いのですが、弁護士が作成・送付することによりTalkに与えるプレッシャーが段違いとなります。
Talkが削除に応じないというそこそこ大問題に発展している段階では、もはや弁護士に入ってもらった方が確実と考えられます。
URL:https://www.moj.go.jp/content/001243953.pdf
以前の掲示板トラブルは弁護士案件が中心だった
ネットで掲示板トラブルについて調べると、「投稿の削除はお任せください!」という弁護士事務所の宣伝が大量にヒットします。
これは、かつての掲示板サイトが削除依頼の受付をメールに限定しているうえ、メール送付後も連絡がなく、対応してるんだかしてないんだかという状況が多々あった事が原因です。
メディアがメールであるため、問題の投稿のURL・レス番・何が問題なのかを被害者自らが考えて文書作成する手間も甚大でした。
個人が掲示板サイトに連絡しても埒が明かないので、弁護士を通して解決しましょうという流れができてしまったのです。
ここまで「掲示板サイト」と濁していましたが、要するに旧2ちゃんねる~現5chの対応が後手後手だったことが「掲示板サイトはちゃんと対応しない」という世間のマイナスイメージを生んでいます。
特に実店舗を出して商売している店や、ホスト・キャバ嬢といった人気商売系の接客業について、5ch上で悪評を流されたり個人情報を晒されるなどの実害が発生しています。
Talkについてはこういった同業他社の失敗例から学んでおり、創設時から全投稿に対して削除依頼フォームを設置しています。
Talkの運営も万能ではありませんが、少なくともシステムの段階から通報や削除依頼を容易にする姿勢を見せていますので、まずは公式の報告機能を使ってみましょう。
それでも対応されないという段階になってから、弁護士を通すことを考えても遅くはないのです。
まとめ
Talk書き込みを削除する削除依頼方法を解説し、それでも問題が解決しない場合の「最後の手段」弁護士への依頼方法を解説しました。
Talkはまだ投稿数が少ないので、削除依頼も割と空いていてすぐに対応してもらえることが期待できます。
そうやって運営サイドも錬度を上げてゆき、Talkが安心安全に利用できる次世代の掲示板サイトとして発展していけば良いですね。